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高鴨神社

たかかもじんじゃ

この神社について
全国にある「鴨(賀茂)神社」の総本宮・元宮とされる古社。社伝では弥生時代中期にはすでに祭祀が行われていたといい、日本最古の神社の一つに数えられる。大和の豪族・鴨族(賀茂氏)が守護神として祀った社で、京都の上賀茂神社・下鴨神社を含む全国の賀茂社は、この社から分かれたものと伝わる。

歴史・由来

高鴨神社を理解する鍵は、この社が「鴨族(賀茂族)という一族の発祥地そのものだった」という点にある。 社伝によれば、この地では弥生時代中期にはすでに祭祀が行われていたといい、日本最古の神社の一つとされる。大和の名門豪族・鴨族はこの葛城の地を本拠とし、高鴨神社を一族の守護神として祀った。鴨族はやがて全国へ広がり、賀茂・加茂・賀毛を地名とする土地が安芸・播磨・美濃・三河・佐渡など各地に生まれた。中でもよく知られるのが京都の賀茂社(上賀茂神社・下鴨神社)で、公式には両社を含む全国の賀茂社の総社にあたると伝えられている。 社の格式も高く、平安時代の『延喜式』神名帳には「高鴨阿治須岐託彦根命神社(たかかもあじすきたかひこねのみことじんじゃ)四座」と記され、月次・相嘗・新嘗の祭に朝廷から官幣を受ける名神大社(みょうじんたいしゃ)に列していた。清和天皇の貞観元年(859)には、大神神社(おおみわじんじゃ)や大和大国魂神社(おおやまとおおくにたまじんじゃ)と並んで従二位の神階を受け、のちに従一位へと昇った。 境内近くには、鴨族ゆかりの社がほかにも点在する。東の持田にある葛木御歳神社(かつらぎみとしじんじゃ)は「中鴨社」、御所市街にある鴨都波神社(かもつばじんじゃ)は「下鴨社」と呼ばれ、高鴨神社自身は「上鴨社」と位置づけられている。京都の賀茂社の創建についても、鴨族がこの地から移り住んで祀ったとする伝承があるが、遷座の具体的な時期までは資料によって特定されていないため、ここでは時期を断定せずに伝える。 現在の本殿は天文12年(1543)に再建されたもので、明治35年(1902)7月31日に国の重要文化財に指定された。境内の摂社・東神社も奈良県の有形文化財に指定されている。

見どころ・特徴

【本殿】天文12年(1543)に再建された、三間社流造(さんげんしゃながれづくり)・檜皮葺(ひわだぶき)の社殿。国の重要文化財に指定されている。 【日本さくら草】境内は日本サクラソウの名所として知られ、例年4月下旬から5月上旬ごろにかけて多くの品種が咲きそろう(開花時期は天候により前後する)。 【花菖蒲】6月ごろには肥後菖蒲を中心とした花菖蒲も見ごろを迎える。 【摂社めぐり】境内には東神社(県指定有形文化財)・西神社をはじめ、一言主神社・八幡神社・稲荷神社など多くの摂末社が祀られており、境内を歩くだけで鴨族ゆかりの信仰の広がりを感じられる。 【葛城古道】葛城一言主神社や笛吹神社などをめぐる歴史散策路「葛城古道」の途中にあり、周辺の史跡とあわせて訪ねる人も多い。
年中行事・お祭り
【祈年祭】春に一年の五穀豊穣を祈る祭典。 【献灯祭】夏に行われる祭典。 【夏越の大祓(なごしのおおはらえ)】半年間の穢れを祓う夏の神事。 【秋季大祭】例年10月10日ごろ、宵宮・本宮の2日にわたって行われる。 【新嘗祭(にいなめさい)】例年11月23日ごろ、その年の収穫に感謝する祭典。 【大祓式・除夜祭】年末に一年の穢れを祓い、新年を迎える祭典。 【古札焼納祭】授与された古いお札やお守りを焼納する行事。 【日本さくら草の展示】例年4月下旬から5月上旬ごろ、境内でさまざまな品種の日本サクラソウが公開される。 開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。

※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。

学び・特徴
主祭神
阿遅志貴高日子根命事代主命阿治須岐速雄命下照姫命天稚彦命
社格
式内社(延喜式神名帳「高鴨阿治須岐託彦根命神社 四座」)、名神大社(みょうじんたいしゃ)。貞観元年(859)に従二位、のちに従一位の神階を受けた。本殿は国指定重要文化財(明治35年/1902年7月31日指定、三間社流造・正面軒唐破風付・檜皮葺)。摂社の東神社は奈良県指定有形文化財。
創建
創建年代は不詳。社伝では弥生時代中期にはすでに祭祀が行われていたとされ、日本最古の神社の一つに数えられる。大和の豪族・鴨族(賀茂氏)が一族の守護神として祀ったことに始まると伝わる。
ご利益
病気平癒
テーマ
さくら草花菖蒲
基本情報
住所
奈良県御所市鴨神1110
アクセス
近鉄御所線「御所」駅から奈良交通バス「五條バスセンター」行きに乗車し、「風の森」バス停で下車、徒歩約15分。御所市コミュニティバス「ひまわり号」も近鉄御所駅から利用できる。タクシーの場合は近鉄吉野線「福神」駅から約15分。車の場合は京奈和自動車道「葛城インターチェンジ」から南へ約20分。駐車場あり(正面鳥居西側に10台、東側100mの場所に30台)。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

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