この寺について
正式には善気山法然院萬無教寺(ぜんきざんほうねんいんまんむきょうじ)といいます。鎌倉時代のはじめ、法然上人が弟子たちと念仏のおつとめをした草庵(そうあん)のあとに建つお寺です。苔むした茅葺(かやぶ)きの山門と、門をくぐった両側に盛られた白砂壇(びゃくさだん)で知られ、秋の紅葉も見事です。
歴史・由来
【法然上人の草庵】
鎌倉時代のはじめ、法然上人が弟子の住蓮(じゅうれん)・安楽(あんらく)とともに、一日六回阿弥陀仏をたたえる六時礼讃(ろくじらいさん)をつとめた草庵があったと伝わります。住蓮と安楽は、建永(けんえい)2年(1207)の「建永の法難」で処刑されました。
【念仏道場としての再興】
延宝(えんぽう)8年(1680)、知恩院の第38世萬無心阿(まんむしんあ)が、法然上人をしのんで念仏の道場を開くことを願い、弟子の忍澂(にんちょう)とともにこの地にお寺を建てました。これが今の法然院のはじまりです。
【浄土宗からの独立】
長く浄土宗のお寺でしたが、昭和28年(1953)に独立し、今は浄土宗系の単立寺院となっています。
【眠る人びと】
境内の墓地には、作家の谷崎潤一郎(たにざきじゅんいちろう)、東洋史学者の内藤湖南(ないとうこなん)、経済学者の河上肇(かわかみはじめ)、哲学者の九鬼周造(くきしゅうぞう)、考古学者の濱田耕作(はまだこうさく)、日本画家の福田平八郎(ふくだへいはちろう)などの墓があります。
見どころ・特徴
【茅葺きの山門】
石段の参道をのぼると、苔むした茅葺き屋根の山門が迎えてくれます。紅葉の季節は、山門とまわりの木々がとけあう景色がとくに美しくなります。
【白砂壇】
山門をくぐった両側にある、細長く盛られた白い砂の壇です。表面には季節に合わせた模様が描かれ、その間を通ることで心身を清めるといわれています。
【伽藍内の特別公開】
本堂や方丈などの建物の中はふだん公開されていませんが、春と秋の一時期だけ公開されます。方丈の襖絵(ふすまえ)は国の重要文化財です。椿の名所としても知られ、春の公開のころには中庭の椿が見ごろを迎えます。
年中行事・お祭り
【春季 伽藍内特別公開】例年4月1日から4月7日まで
【秋季 伽藍内特別公開】例年11月18日から11月24日まで
開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
本尊
阿弥陀如来
宗派・寺格
浄土宗系単立寺院
創建
延宝8年(1680)、萬無心阿が忍澂とともに念仏道場として開く
テーマ
紅葉重要文化財
基本情報
住所
京都府京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町30
参拝時間
境内の拝観は6時から16時まで(拝観無料)。
伽藍内は通常非公開で、春と秋の特別公開のときは9時30分から16時まで(有料)。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
京都市バス「南田町」下車、徒歩約5分。または「浄土寺」下車、徒歩約10分。
駐車場はありません。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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