この神社について
足立区花畑(はなはた)の住宅街にある神社です。毎年11月の酉の日に開かれる酉の市(とりのいち)の発祥の地とされ、「花畑大鷲神社」ともよばれます。祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)です。境内には、足立区の登録有形文化財の本殿と拝殿があり、本殿の正面には昇り龍と降り龍の彫刻があります。
歴史・由来
社伝では、日本武尊が東国を平定したことへの感謝から、この地に祠(ほこら)をまつったのが始まりとされます。平安時代の後期には、源義光(みなもとのよしみつ)が後三年の役(ごさんねんのえき)に向かう際に戦勝を祈り、そのとき見かけた鷲(わし)をまつったとも伝わります。昔は「鷲大明神社(わしだいみょうじんしゃ)」とよばれ、正覚院(しょうかくいん)が別当(べっとう)として管理していました。
祭神の命日と伝わる11月の酉の日に例祭が行われ、門前に市が立って農具などが売られるようになりました。これが酉の市の起こりとされます。
現在の本殿は、秋田藩主の佐竹氏(源義光の子孫とされる)が建てたと伝わり、嘉永(かえい)7年(1854年)に上棟(じょうとう)、明治8年(1875年)に竣工(しゅんこう)しました。
本殿(1982年登録)と拝殿(1992年登録)は足立区登録有形文化財(建造物)です。ほかに、数学の問題を書いて奉納した算額(さんがく)が歴史資料として、力石(ちからいし)が有形民俗文化財として区に登録されています。
見どころ・特徴
【見どころ】
・本殿(足立区登録有形文化財):総欅(そうけやき)造りの唐破風造(からはふづくり)で、正面の左右に昇り龍と降り龍の浮き彫りがあります。建築彫刻の名作とされます。
・拝殿(足立区登録有形文化財):本殿より古い形式で、江戸時代前期の建築様式を伝える貴重なものとされます。
・力石(ちからいし):拝殿前の階段わきに13個あります。農村の若者が力比べに使った石で、奉納した年や重さ、名前が刻まれています。
・神苑(しんえん)と水神社:滝や橋のある庭園に、水神社がまつられています。
・境内社:稲荷社、弁財天などをまつる合祠(ごうし)、三峯社(みつみねしゃ)などがあります。
【見学のヒント】
・酉の市の日は、たくさんの人でにぎわいます。ゆっくり見学したいときは、ほかの日がおすすめです。
・算額は非公開です。
年中行事・お祭り
・酉の市(とりのいち):毎年11月の酉の日に行われます。熊手(くまで)などの縁起物を売る露店が並びます。2026年は一の酉が11月7日(土)、二の酉が11月19日(木)です。
・花畑の獅子舞:毎年7月の第3日曜日に奉納されます。足立区指定の無形民俗文化財です。
開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
主祭神
日本武尊
社格
本殿・拝殿は足立区登録有形文化財(建造物)
創建
創建の年は不詳です。社伝では、日本武尊が東国を平定したことへの感謝から、祠(ほこら)をまつったのが始まりとされます。
ご利益
商売繁盛家内安全
テーマ
祭り文化財歴史
基本情報
住所
東京都足立区花畑7-16-8
アクセス
東武スカイツリーライン谷塚駅から東武バス(花畑桑袋団地行き)に乗り、「草加記念体育館」で下車して徒歩8分。つくばエクスプレス六町駅から東武バス(文教大学循環)で「花畑六丁目」下車、徒歩8分。駐車場がありますが、お正月と酉の市の日は混雑するため、公共交通機関の利用がすすめられています。台数や料金は公式サイトでご確認ください。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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