TabiShiri
寺 御朱印天台宗・坂東三十三観音第16番 渋川市

水澤観世音

みずさわかんぜおん

別名:五徳山 水澤寺

この寺について
正式名「五徳山水澤寺」。坂東三十三観音第16番札所、天台宗。推古天皇の時代、高句麗(こうくり)の高僧・恵灌(えがん)の開山と伝わる古刹。境内の六角堂や、参道に並ぶ「水澤うどん」の店でも知られる伊香保温泉近くの名刹。

歴史・由来

坂東三十三観音第16番札所、天台宗。正式名は「五徳山水澤寺(ごとくさんみずさわでら)」。この寺を理解する鍵は、飛鳥時代から続くとされる古い歴史と、伊香保温泉と一体になって育まれてきた庶民の信仰の両方を併せ持つ点にある。 寺伝によれば、推古天皇の時代(7世紀初頭)、高句麗(こうくり、当時の朝鮮半島の国)から渡ってきた高僧・恵灌(えがん)僧正が開いたと伝わる。恵灌は日本で最初の僧正に任じられた実在の高僧で、三論宗(さんろんしゅう)の教えを伝えたことで知られる。地元には、国司の娘であったという伊香保姫(いかほひめ)が観音像を祀ったという言い伝えも残るが、この伝承の細部は資料によって異なる。 中世には寺坊300を超える大寺院に発展したが、戦乱の中で焼失したと伝わる。現在の境内から南東へ約700メートルの場所には「水沢廃寺跡」と呼ばれる、10世紀を中心とした山岳寺院の跡が残っており、これが焼失前の姿を伝えていると考えられている。 近世に入って再興され、江戸幕府からも寺領の寄進を受けた。現在の観音堂は天明7年(てんめい7ねん、1787年)の再建で、渋川市の指定重要文化財となっている。 江戸時代、伊香保温泉が湯治場として賑わうようになると、水澤寺の門前でも参拝者や湯治客をもてなす茶屋が並ぶようになり、これが名物「水澤うどん」の始まりと伝わる。恵灌がうどんの製法を伝えたという、より古い時代に起源を求める言い伝えもあり、地元ではどちらの話も大切に語り継がれている。

見どころ・特徴

【観音堂】 天明7年(1787)再建の五間堂で、渋川市の指定重要文化財。本尊の十一面千手観世音菩薩を安置する。 【六角堂(六角二重塔)】 境内の名物の一つ。銅板葺きの六角形の塔で、内部には六体の地蔵菩薩(六地蔵)が安置されており、願いを込めながらまわすことができる珍しい造り。建立時期については元禄年間(1688から1704年)とする説と、宝暦から天明年間(1751から1787年)とする説があり、どちらとも確定はできていない。 【釈迦堂】 平成13年(2001)建立。堂内に安置される十一面観世音菩薩像は、平成29年(2017)に国の重要文化財に指定された。 【水澤うどん】 参道には手打ちうどんの店が十数軒並び、稲庭うどん・讃岐うどんと並んで「日本三大うどん」の一つに数えられる。江戸時代、伊香保温泉の参拝客・湯治客をもてなしたのが始まりと伝わる。 伊香保温泉のすぐそばにあり、参拝と合わせて立ち寄る人も多い。
学び・特徴
主祭神
十一面千手観世音菩薩
社格
天台宗・坂東三十三観音第16番
創建
推古天皇の時代(7世紀初頭)、恵灌僧正の開山と伝わる
ご利益
健康・病気平癒厄除け子宝・安産
テーマ
山・登拝パワースポット
基本情報
住所
群馬県渋川市伊香保町水沢214
参拝時間
参拝は時間の定めなし 御朱印・お守りの授与は8時から17時まで 釈迦堂の拝観は9時から16時まで(拝観料は大人500円、中高生300円) 無料駐車場あり(約300台)

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
JR上越線「渋川」駅よりバス約30分「水沢観音」下車すぐ 関越自動車道「渋川伊香保IC」より車で約20分
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

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