この寺について
岡山県倉敷市の山上に建つ、真言宗御室派の別格本山。
今から約1300年前、奈良時代に行基菩薩が霊山と感得して開山し、十一面観世音菩薩を本尊として創建した。備前藩主・歴代池田家の祈願所として栄え、金毘羅大権現との「両参り」は江戸時代に庶民の間に定着した。木造座像では世界最大級とされる厄除け不動明王を祀り、現在も厄除けと諸願成就を求めて年間を通じて多くの参拝者が訪れる。
歴史・由来
由加山蓮台寺の歴史を貫くのは、神仏習合の霊格「瑜伽大権現」への篤い信仰と、それを守り抜いてきた民衆の力である。
奈良時代、諸国行脚の途中に由加山を聖地と感得した行基菩薩は、山中で光る香木をもって十一面観世音菩薩・阿弥陀如来・薬師如来の三尊を刻んだ。自ら写経した大般若経典六百巻を地に埋め、その上にお堂を建立したのが当山の始まりである。このとき行基が感得した神仏融合の霊格が、「瑜伽大権現」として後世に伝えられる。
鎌倉・南北朝の戦乱で荒廃した当山を救ったのは、増吽(ぞううん)僧正であった。各地で137ヶ寺の復興を果たした増吽は、応永二年(1395年)に由加山へ入山し、住職として寺門の再興を主導した。以後、内海随一の聖地として広く知られるようになる。
江戸時代に入ると、備前藩主・池田家が深い帰依を示し、本殿・拝殿・客殿をはじめ書画や名刀を相次いで寄進。正月・5月・9月には藩主自らが参拝する慣わしが続いた。民間には「両参り」の風習も広まり、金毘羅大権現(象頭山松尾寺)と瑜伽大権現の二ヶ所を巡る参拝が大きな賑わいをみせた。
明治の神仏分離令により拝殿は政府に没収されたが、多くの檀信徒が力を合わせて瑜伽大権現のご本尊を守り抜いた。明治三十年の古寺社保存法制定後、境内地の保存が認められ、今日まで厄除けの霊場として信仰を受け継いでいる。
年中行事・お祭り
【おついたち祭】毎月1日(1月を除く)。午前10時半より厄除け大不動尊前で護摩供養、午前11時より総本殿でおついたち祭を厳修。
【新春特別大祈祷会】例年1月1日午前0時より始まる開運大祈祷。成人の日まで毎日10座の修法が行われ、開運厄除け・諸願成就を祈願する。
【節分招福星まつり】例年節分の夜(2月3日前後)。弘法大師が42歳の厄除けに宿星秘法を修したことにちなみ、多数の僧侶が古式により秘法を厳修する。
【星観音(ほしかんのん)】例年11月第4日曜または12月第1日曜(年によって異なる)。由加山から見える星空の観賞と音楽を楽しむイベント。天文ボランティアによる星の案内があり、当日限定の特別納経も授与される。キッチンカーも多数出店。
開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
主祭神
十一面観音菩薩瑜伽大権現
社格
真言宗御室派別格本山
創建
奈良時代(今から約1300年前)。行基菩薩が由加山を霊地と感得し、山中の光る香木で十一面観世音菩薩・阿弥陀如来・薬師如来の三尊を刻み、自ら写経した大般若経典六百巻を地に埋めた上にお堂を建立したのが始まり。室町時代初期の応永二年(1395年)に増吽僧正が入山し、荒廃した堂宇を復興して現在の基礎を築いた。
ご利益
厄除け健康・病気平癒開運招福
テーマ
パワースポット
基本情報
住所
岡山県倉敷市児島由加2855
参拝時間
境内への参拝は随時可能(目安として9:00〜16:00)。ご祈祷受付時間は時期により異なる:1〜3月は9:00〜16:00(毎時)、4〜11月は9:00〜15:00(12:00を除く)、12月は9:00〜15:00(毎時)。行事等により休止となる場合があるため、当日朝に公式サイトまたは電話でご確認ください。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
JR瀬戸大橋線「児島駅」よりタクシー約15分。車:瀬戸中央自動車道「水島IC」より約10分(大阪・広島・四国方面からはこのICが便利)。無料駐車場あり(普通車300台・大型バス20台)。※公式サイトに「県道62号線 全面通行止めに伴う迂回ルート」のお知らせがあります。お出かけ前に公式サイトで最新情報をご確認ください。TEL:086-477-6222(9〜16時)
公式サイト
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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