この寺について
正式名「上野山福祥寺(うえのさんふくしょうじ)」、通称「須磨寺」。仁和2年(886)、光孝天皇の勅命により聞鏡上人(もんきょうしょうにん)が開創。源平合戦「一の谷の戦い」(1184年)で討たれた平敦盛(たいらのあつもり、当時16歳)ゆかりの寺として知られ、敦盛が愛用したと伝わる「青葉の笛」を所蔵する。
歴史・由来
正式名「上野山福祥寺(うえのさんふくしょうじ)」、通称「須磨寺」。
仁和2年(886)、光孝天皇の勅命を受けた聞鏡上人(もんきょうしょうにん)が、北峰寺(ほくぶじ)にあった聖観世音菩薩像をこの地に移して開いたのが始まりと伝わる。古くは「福祥寺」と呼ばれた。
寿永3年(1184)2月、源平合戦「一の谷の戦い」で、平敦盛(たいらのあつもり、清盛の甥、当時16歳)が、源義経の家臣・熊谷直実(くまがいなおざね)に討たれた。熊谷直実は、敦盛のあまりの若さに心を打たれて、後に出家したと伝わる、源平合戦屈指の哀切な物語である。
敦盛が一の谷の戦いで吹いたとされる「青葉の笛(あおばのふえ)」(重要文化財)が須磨寺に伝わる。
『平家物語』『敦盛』など、能・歌舞伎の名作の舞台となった。現在の本堂は、慶長7年(1602)に豊臣秀頼によって再建されたもので、本尊の聖観音は毘沙門天・不動明王とともにまつられている。
中世以降、源平合戦の聖地として、また真言宗の重要寺院として崇敬を集めた。明治の廃仏毀釈、太平洋戦争の神戸空襲、阪神淡路大震災と困難を経たが、その都度再興した。
見どころ・特徴
「本堂」(慶長7年/1602、豊臣秀頼による再建)「大師堂」「三重塔」(昭和59年/1984再建)など、伽藍が広大。
「青葉の笛」(重要文化財、宝物館で公開)は、須磨寺最大の宝物。
「敦盛・直実像」「敦盛塚」など、源平合戦ゆかりの史跡が境内に多数。
「源平の庭」は、一の谷の戦いにおける平敦盛と熊谷直実の一騎討ちの場面を表現した枯山水庭園。両者の銅像が置かれ、須磨の海岸を思わせる石組みも見どころ。
近隣の須磨海岸、須磨浦公園、明石海峡大橋と組み合わせて、神戸西部の魅力を堪能できる。
年中行事・お祭り
【元旦修正会】1月1日。
【敦盛祭】例年3月第1土曜。源平合戦ゆかりの法要が営まれる。
【花まつり・灌仏会】例年4月6日から8日ごろ。
【柴燈護摩(さいとうごま)】例年11月23日、境内で炎を焚く伝統の護摩法要が行われる。
このほか毎月20日・21日は大師縁日にあたり、年間を通じて多くの法要が営まれる。
開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
主祭神
聖観世音菩薩
社格
真言宗須磨寺派 大本山・新西国霊場第24番
創建
886年
ご利益
厄除け家内安全
テーマ
桜紅葉
基本情報
住所
兵庫県神戸市須磨区須磨寺町4-6-8
参拝時間
境内・拝観は8時30分から17時まで。納骨堂(青葉殿)は9時から17時まで。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
山陽電車・阪神電車「須磨寺」駅から徒歩約5分。JR「須磨」駅からは徒歩約15分。駐車場については、公式サイトの案内をご確認ください。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
記録を確認中...