この寺について
奥嵯峨(おくさが)の竹林の中にひっそりと建つ、『平家物語』ゆかりのお寺です。
平清盛(たいらのきよもり)の寵愛(ちょうあい)を失った白拍子(しらびょうし)の祇王(ぎおう)が、母と妹とともに尼となって移り住んだと伝わります。
苔庭(こけにわ)と、「虹の窓」と呼ばれる草庵の窓で知られています。
歴史・由来
この寺を理解する鍵は、「『平家物語』の女性たちが、世をはなれて祈りの日々を送った場所」という点にあります。
【祇王の物語】祇王は、平清盛に愛された白拍子でした。しかし清盛の心は、新しく現れた白拍子の仏御前(ほとけごぜん)に移ってしまいます。
都を去った祇王は、母の刀自(とじ)と妹の祇女(ぎじょ)とともに尼となり、嵯峨野の往生院(おうじょういん)で仏道に入りました。
のちに仏御前も自分のおこないを悔いて出家し、三人のもとに加わったと伝えられています。
【往生院から祇王寺へ】もとは浄土宗の往生院というお寺でした。明治時代の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)で廃寺になりました。
【明治の再興】明治28年(1895年)、大覚寺(だいかくじ)の支えを受けて、真言宗のお寺として再興されました。
このとき、京都府知事だった北垣国道(きたがき くにみち)が、別荘の建物を寄付したとされています。
学び・特徴
本尊
大日如来
宗派・寺格
真言宗・大覚寺の塔頭
創建
もとは浄土宗の往生院。明治28年(1895年)、真言宗の寺として再興。
テーマ
庭園紅葉
基本情報
住所
京都府京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町32
参拝時間
9時から16時50分(受付は16時30分まで)。1月1日は休み。
拝観料は大人500円、小・中学生と高校生は100円です。
大覚寺との2か寺共通拝観券もあります。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
JR嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅、または京福電車(嵐電)「嵐山」駅から歩いて約20分から25分。
JR京都駅から市バス28系統で約50分、「嵯峨釈迦堂前」で降りて歩いて約15分です。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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