この寺について
日本黄檗宗(おうばくしゅう)大本山、黄檗山(おうばくさん)萬福寺。寛文元年(1661)、明(みん)から渡来した隠元隆琦(いんげんりゅうき)の開創。中国・明代様式の独特の伽藍、「普茶料理(ふちゃりょうり)」、隠元豆(インゲンマメ)の伝来など、近世日中文化交流の中心となった。令和6年(2024)、法堂(はっとう)・大雄宝殿(だいおうほうでん)・天王殿(てんのうでん)の3棟が国宝に指定された。
歴史・由来
日本黄檗宗(おうばくしゅう)大本山。
寛文元年(1661)、明から渡来した隠元隆琦(いんげんりゅうき、1592-1673)が、徳川4代将軍・徳川家綱から京都・宇治の地を寄進されて開創。
隠元禅師は、明清交代期の戦乱を避けて承応3年(1654)に来日。徳川幕府の招請で京都に新たな禅宗寺院を開創、これが黄檗宗(隠元の系譜を継ぐ第三の臨済宗系宗派)の出発点。
最大の特徴は「明代様式」の伽藍。中国・明代の禅宗寺院をそっくり再現した、日本ではここにしかない独特の建築群。「総門」「三門」「天王殿」「大雄宝殿」など、すべてが中国風。
「普茶料理(ふちゃりょうり)」=中国の精進料理を日本風に伝えた、独特の精進料理。
「隠元豆(インゲンマメ)」「煎茶(せんちゃ)」「西瓜(すいか)」など、日本の食文化の多くが隠元によって明から伝来した。
令和6年(2024)12月には、法堂・大雄宝殿・天王殿の3棟が、重要文化財から国宝へと格上げされた。萬福寺にとって初めての国宝建築であり、中国・明代の様式が日本全国へ広がっていった歴史的価値が認められた。
見どころ・特徴
【総門・三門・天王殿・大雄宝殿・法堂】一直線に並ぶ、典型的な中国式禅宗伽藍配置。このうち法堂・大雄宝殿・天王殿の3棟は、令和6年(2024)に国宝に指定された。
【布袋尊と都七福神】天王殿に祀られる布袋尊(ほていそん)は、弥勒菩薩(みろくぼさつ)の化身とされ、都七福神(みやこしちふくじん)の一つに数えられている。
【普茶料理】中国の精進料理を日本風に伝えた、独特の精進料理。寺院内で体験できる。
【5種類の御朱印】大雄宝殿・布袋尊・萬徳尊・韋駄天(いだてん)・魚梆(ぎょほう)の、通常5種類の御朱印がある。
学び・特徴
本尊
釈迦如来坐像
宗派・寺格
日本黄檗宗大本山。山号は黄檗山(おうばくさん)。
創建
寛文元年(1661)、明から渡来した隠元隆琦(いんげんりゅうき)が、徳川4代将軍・家綱から京都・宇治の地を寄進されて開創。
テーマ
都七福神
この場所を巡る軸
めぐりコース
基本情報
住所
京都府宇治市五ヶ庄三番割34
参拝時間
拝観時間は9時から17時まで(御朱印の受付は16時30分まで)。拝観料は大人・高校生500円、中学生・小学生300円。毎月8日は無料(2月・8月を除く)。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
JR奈良線または京阪宇治線「黄檗(おうばく)駅」より徒歩約5分。大型バスにも対応した駐車場あり。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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