TabiShiri
神社 宇治市

宇治上神社

うじがみじんじゃ

この神社について
世界文化遺産「古都京都の文化財」の構成資産で、国宝の本殿は現存する最古の神社建築といわれます。応神天皇(おうじんてんのう)・仁徳天皇(にんとくてんのう)・菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)の三柱を祀り、隣の宇治神社とともに、かつては宇治の離宮明神(りきゅうみょうじん)と呼ばれていました。

歴史・由来

この神社を理解する鍵は、皇位を兄に譲った皇子ゆかりの地に祀られた社が、千年近い時を超えて、当時の姿の本殿を守り伝えてきたことにあります。 【菟道稚郎子と宇治】 祀られている菟道稚郎子は、応神天皇の皇子です。『日本書紀』(にほんしょき)によれば、応神天皇40年に皇太子となり、学問にも親しみました。翌年に天皇が亡くなると、異母兄の大鷦鷯尊(おおさざきのみこと、のちの仁徳天皇)と皇位を譲り合い、その末に自ら命を絶ったと伝えられます。この自害の話は『日本書紀』にだけ見え、『古事記』(こじき)は早世とだけ記します。この地は、菟道稚郎子の離宮の跡と伝わっています(『山城国風土記』)。 【上社と下社】 『延喜式』(えんぎしき)の神名帳(じんみょうちょう)にある「宇治神社二座」の一座とされ、宇治上神社は上社(本宮)と呼ばれてきました。隣の宇治神社は下社(若宮)で、両社は一体で離宮明神と総称されていました。両社が分かれたのは明治時代の初めごろ(1883年とする説もあります)です。平等院ができたあとは、その鎮守社にもなったと伝えられます。創建の年代は分かっていません。 【国宝の社殿が残った神社】 本殿は平安時代後期の建築で、年輪年代測定で1060年ごろと判明したとされ、現存する最古の神社建築といわれます。拝殿は鎌倉時代前期の建物で、平安時代の住宅の様式を取り入れた姿です。ともに国宝に指定されています。平成6年(1994)には、「古都京都の文化財」の一つとして世界文化遺産に登録されました。

見どころ・特徴

【本殿(国宝)】 平安時代後期の建築で、現存する最古の神社建築といわれます。横に長い建物の中に、一間社流造(いっけんしゃながれづくり)の小さな社殿が3棟並んでいます。左殿には菟道稚郎子命、中殿には応神天皇、右殿には仁徳天皇が祀られています。 【拝殿(国宝)】 鎌倉時代前期の建物です。平安時代の貴族の住まい、寝殿造(しんでんづくり)の雰囲気を取り入れた、やわらかな姿をしています。 【春日神社(重要文化財)】 境内の摂社で、鎌倉時代の社殿が国の重要文化財に指定されています。 【桐原水(きりはらすい)】 拝殿の右側に湧く水で、宇治七名水のなかで、いま残る唯一の名水です。後嵯峨天皇(ごさがてんのう)が宇治を訪れたことをきっかけに茶畑が開かれ、その茶を点てる水としても使われたと伝えられます。 【天降石(あまくだりいし)と呼ばれる磐座(いわくら)】 境内には、神が降りる岩とされる磐座があります。 【訪ねかた】 閉門の時間が午後4時20分と早めです。隣の宇治神社(下社)とあわせて歩くと、かつて一体だった二つの社をたどれます。
年中行事・お祭り
【例祭(れいさい)】例年5月1日 神社のいちばん大切なお祭りです。 【宇治上神社献茶祭(けんちゃさい)】例年6月1日 宇治茶の産地にふさわしい、お茶を神前に供える行事です。 開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。

※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。

学び・特徴
主祭神
応神天皇仁徳天皇菟道稚郎子命
社格
世界文化遺産「古都京都の文化財」の構成資産です。本殿と拝殿は国宝、摂社の春日神社は重要文化財に指定されています。『延喜式』の神名帳にある「宇治神社二座」の一座とされます。
創建
創建の年代は分かっていません。菟道稚郎子の離宮の跡と伝わります。現在の本殿は、平安時代後期(1060年ごろ)の建築です。
基本情報
住所
京都府宇治市宇治山田59
参拝時間
午前9時から午後4時20分までです。時間になると閉門します。休みはなく、境内の拝観は無料です。時間は変更される場合があります。お出かけ前に公式サイトでご確認ください。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
【電車】 京阪宇治線の宇治駅から徒歩約10分、JR奈良線の宇治駅から徒歩約20分です。 【車】 京滋バイパスの宇治東ICから約5分です。参拝者用の駐車場が10台分あります(利用は午前9時から午後4時)。満車のときは、周辺の有料駐車場を利用します。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

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