TabiShiri
寺曹洞宗。山号は乾坤山(けんこんざん)。関東最古の勅願所とされる。 安房郡鋸南町

鋸山日本寺

のこぎりやまにほんじ

別名:乾坤山日本寺(けんこんざんにほんじ)、日本寺(にほんじ)

この寺について
鋸山日本寺(のこぎりやまにほんじ)は、千葉県の鋸南町(きょなんまち)にある、曹洞宗(そうとうしゅう)の寺です。寺の伝えでは、神亀2年(725)に、聖武天皇の勅願(ちょくがん=天皇の願い)で行基(ぎょうき)が開いたとされ、関東最古の勅願所といわれます。標高329mの鋸山の山腹に境内が広がり、磨崖仏(まがいぶつ=岩に彫った仏さま)として日本最大とされる大仏、高さ約30mの百尺観音、地獄のぞきなどで知られます。

歴史・由来

この寺を理解する鍵は、「鋸山という山全体が、時代ごとに姿を変えながら、人びとの祈りを受けとめてきた」という点です。 寺の伝えでは、神亀2年(725)に、聖武天皇(しょうむてんのう)の勅願で行基が開いたとされます。はじめは法相宗(ほっそうしゅう)の寺で、のちに天台宗・真言宗を経て、江戸時代に曹洞宗になったと伝えられます。最盛期には、七堂十二院百坊(しちどうじゅうにいんひゃくぼう)という大きな規模だったといいます。 江戸時代の後期には、石仏づくりが盛んに行われました。1779年から1798年にかけて東海千五百羅漢(とうかいせんごひゃくらかん)が彫られ、天明3年(1783)には、大野甚五郎英令(おおの じんごろう ひでのり)と門人たちが、約3年かけて岩山に薬師瑠璃光如来の大仏を彫りました。 明治のはじめには、神仏分離・廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)で寺は荒れ、羅漢像の多くは頭を壊されました。昭和14年の火災で堂宇(どうう=お堂)を失ったとも伝えられます。大仏は、昭和44年(1969)に修復されました。 百尺観音(ひゃくしゃくかんのん)は、太平洋戦争の戦没者や交通事故の犠牲者を供養するため、昭和35年から6年かけて彫られ、昭和41年に完成しました。高さは100尺(約30m)で、交通安全の本尊としても信仰されています。

見どころ・特徴

【磨崖大仏(まがいだいぶつ)】薬師瑠璃光如来の大仏で、像の高さは約31m(台座から31.05m)です。磨崖仏として日本最大とされています。 【百尺観音】高さ約30m(100尺)の観音像で、岩壁に彫られています。山頂に近い場所にあります。 【東海千五百羅漢(とうかいせんごひゃくらかん)】山頂と大仏を結ぶ道ぞいに、1,500体あまりの石仏が並んでいます。多くは明治の廃仏毀釈のあとに復元されたものです。石仏には、さわらないようにしましょう。 【地獄のぞき】標高329mの山頂にある展望台です。柵のついた岩の先端から、およそ100mの断崖を見下ろせます。東京湾・房総半島・富士山を望む景色も楽しめます。 【房州石の採石跡】房州石(金谷石)を切り出した跡が、断崖となって山肌に残っています。
年中行事・お祭り
【元日の初日の出】例年、元日の早朝に開門し、山頂から初日の出を拝めます。 開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。

※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。

学び・特徴
本尊
薬師瑠璃光如来
宗派・寺格
曹洞宗。山号は乾坤山(けんこんざん)。関東最古の勅願所とされる。
創建
神亀2年(725)、聖武天皇の勅願により行基が開いたと伝わる。
ご利益
交通安全
テーマ
行基磨崖仏
基本情報
住所
千葉県安房郡鋸南町元名184
参拝時間
9時〜16時(受付は15時まで)、無休。 拝観料は大人700円、小人(4歳〜12歳)400円。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
JR内房線「浜金谷」駅から徒歩約8分で、鋸山ロープウェーの山麓駅。ロープウェーで約4分で山頂駅です。ロープウェーは点検のため休む期間があります。 東京湾フェリーで久里浜から金谷へ渡り、金谷港からロープウェー山麓駅まで徒歩約12分。 徒歩の場合は、JR「保田」駅から表参道を約45分、浜金谷駅から山上まで約1時間30分。 車は、富津館山道路「鋸南保田」ICから約3kmで、東口の無料駐車場(乗用車50台)に着きます。山頂側へは有料の登山自動車道もあります。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

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