この寺について
修験道の総本山。役行者(えんのぎょうじゃ)の開創と伝わる修験道の最高聖地。吉野山の中腹に建つ。本堂・蔵王堂は国宝、日本第二位の木造大建築。世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」。
歴史・由来
修験道(しゅげんどう)の総本山。修験道の祖・役行者(えんのぎょうじゃ、役小角、7世紀後半)の開創と伝わる、日本最古級の修験道の聖地。
役行者は、葛城山・大峰山系(吉野・熊野)で修行を積んだ伝説的な修験者。修験道の宗祖として、空海以前から日本独自の山岳信仰を確立した。
吉野山は、奈良時代から「桜の名所」「修験道の聖地」として知られた。特に「南朝の聖地」として、南北朝期、後醍醐天皇が吉野山を本拠に南朝を樹立、約60年間(1336-1392)にわたって北朝(足利幕府支援)と対立した、日本史上の重要な舞台。
最盛期、吉野山には金峯山寺を中心に多数の坊が並ぶ宗教都市。本堂・蔵王堂(ぞうおうどう)は、日本第二位の木造大建築(国宝)。本堂は秘仏・金剛蔵王権現(こんごうざおうごんげん、像高約7m)3躯を安置する、修験道の最高聖地。
平成16年(2004)、「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産として世界文化遺産に登録された。
「吉野の桜」=約3万本のシロヤマザクラが下千本・中千本・上千本・奥千本と段階的に咲く、日本一の桜の名所。4月上旬から下旬まで、約1ヶ月にわたって桜が楽しめる。
見どころ・特徴
近鉄吉野線「吉野」駅からロープウェイで「吉野山」駅、徒歩約15分。
「蔵王堂(本堂)」(国宝、慶長元年/1596再建)は、日本第二位の木造大建築(高さ約34m、間口・奥行き約36m)。東大寺大仏殿に次ぐ規模。圧倒的な威容。
「金剛蔵王権現」3躯(秘仏)は、修験道の本尊。釈迦如来・千手観音・弥勒菩薩の3仏を、忿怒(ふんぬ)の姿で現した独特の像。年に2回(春・秋)の特別開帳でのみ拝観可能、極めて稀有な体験。
「銅鳥居(かねのとりい)」(重要文化財、室町期)は、奈良の大仏建立の余銅で作られたとされる伝承の鳥居。
「桜の名所」として日本一。「下千本・中千本・上千本・奥千本」の4段階で咲く約3万本の桜は、4月上旬から下旬まで約1ヶ月にわたって楽しめる。
「南朝皇居跡」「吉水神社」「如意輪寺」など、南北朝期の聖地が吉野山に集中。
参拝後は、奈良市内(東大寺・興福寺)、高野山( 同ファイル)と組み合わせて、奈良・紀伊半島の世界遺産を堪能できる。
この場所を巡る軸
霊場・巡礼
基本情報
住所
奈良県吉野郡吉野町吉野山2498
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
記録を確認中...