この神社について
日本神話の「天岩戸(あまのいわと)」の舞台と伝わる神社です。岩戸川をはさんで西本宮(にしほんぐう)と東本宮(ひがしほんぐう)があり、西本宮では、天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)が隠れたとされる洞窟「天岩戸」を御神体として、川の対岸から拝みます。岩戸川をさかのぼった先には、八百万(やおよろず)の神々が集まって相談したと伝わる天安河原(あまのやすかわら)があります。
歴史・由来
天岩戸神社を知る鍵は、神話の舞台そのものを御神体として拝むという、ほかにないお参りの形にあります。
【天岩戸の神話】
古事記や日本書紀によれば、弟の素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴を悲しんだ天照大御神が岩の洞窟「天岩戸」に隠れると、世の中は真っ暗になってしまいました。困った八百万の神々は天安河原に集まって相談し、天宇受売命(あめのうずめのみこと)が岩戸の前で踊って神々を大笑いさせます。何ごとかと天照大御神が顔をのぞかせたところを、天手力男命(あめのたぢからおのみこと)が岩戸を開き、世界に光が戻ったと伝えられています。
【西本宮 ― 天岩戸を拝む社】
西本宮は、天照皇大神が岩戸に籠(こも)られた神域として古くから祀られてきた社で、祭神は天照皇大神の別名である大日霎尊(おおひるめのみこと)です。御神体の天岩戸は神聖な場所のため直接近づくことはできず、神職の案内で、川をはさんだ遥拝所(ようはいじょ)から拝みます。
【東本宮 ― 岩戸を出た神の住まい】
東本宮は、天照皇大神が岩戸から出た後、最初に住まわれた場所を祀る社です。戦国時代に焼失し、宝永(ほうえい)4年(1707)に再興されたと伝えられています。以前は「氏神社(うじがみしゃ)」と呼ばれ、昭和45年(1970)に天岩戸神社の一部となりました。
見どころ・特徴
【天岩戸の遥拝】西本宮では、神職の案内で岩戸川の対岸にある御神体・天岩戸を拝めます。案内は決まった時間に行われ、所要時間は10分から15分ほど、料金はかかりません。開始時間までに休憩所に集まってください。
【招霊(おがたま)の木】西本宮の遥拝所の入口に立つ大木で、昭和44年(1969)に天然記念物に指定されました。神楽で使う鈴は、この木が秋につける実の形からきたともいわれます。
【天安河原宮(あまのやすかわらぐう)】西本宮から岩戸川沿いに歩いて約10分。八百万の神々が集まって相談したと伝わる河原で、間口40メートル、奥行き30メートルの大きな洞窟「仰慕窟(ぎょうぼがいわや)」に思兼神(おもいかねのかみ)と八百万神が祀られています。
【神話の神々の像】東本宮へ登る参道の近くには天鈿女命(あめのうずめのみこと)の像、西本宮の駐車場近くには手力雄命(たぢからおのみこと)の像があります。
年中行事・お祭り
【元旦祭】例年1月1日
【春季大祭】例年5月2日・3日
2日に例祭、3日に御神幸祭(ごしんこうさい)が行われます。
【夏越の大祓(なごしのおおはらえ)】例年6月30日
【秋季大祭】例年9月22日・23日
22日に例祭、23日に御神幸祭が行われます。
【天岩戸夜神楽三十三番大公開祭】例年11月3日
天岩戸の神話を伝える夜神楽(よかぐら)三十三番を、朝から夜まで一日かけて公開します。
【天岩戸注連縄(しめなわ)神事】例年12月の冬至前夜と冬至の日
【年越の大祓】例年12月31日
開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。
※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。
学び・特徴
主祭神
大日霎尊天照皇大神
基本情報
住所
宮崎県西臼杵郡高千穂町岩戸1073-1
参拝時間
授与所・社務所は8時30分から17時まで。御朱印は西本宮の授与所で受け付けています。天岩戸の遥拝は神職による定時の案内で、無料です(団体で訪れる場合は事前に連絡してください)。
⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。
アクセス
【公共交通】JR延岡駅から宮崎交通の路線バス、または熊本駅・阿蘇くまもと空港から特急バス「たかちほ号」で高千穂バスセンターへ。そこから路線バスに乗り換えます。
【車】高千穂バスセンターから約15分。阿蘇くまもと空港から約1時間30分、宮崎空港から約2時間15分。第1から第4まで駐車場があり、駐車場から西本宮までは徒歩5分から15分ほどです。
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
参拝記録
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