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城 御城印 青森市

浪岡城

なみおかじょう

別名:浪岡御所(なみおかごしょ)、浪岡城跡

この城について
15世紀中頃、津軽を治めた浪岡北畠氏(なみおかきたばたけし)の本拠として築かれた中世の城館。東西約940m・南北約245mの範囲に、幅20m・深さ5mほどの二重の堀で仕切られた8つの館(たて。郭のこと)が扇のように広がる。昭和15年(1940)に青森県で最初の国史跡に指定され、続日本100名城にも選ばれている。

歴史・由来

この城を読み解く鍵は、ここが戦うためだけの城ではなく、人が暮らすための「御所」だったということにある。 城を築いたのは浪岡北畠氏の4代・北畠顕義(きたばたけあきよし)とされる。築城の時期は長禄年間から文明年間の間で諸説あるが、応仁年間(1467〜1469)とする説が有力で、おおむね15世紀中頃にあたる。 浪岡北畠氏は、南北朝時代に後醍醐天皇を支えた北畠親房(きたばたけちかふさ)・顕家(あきいえ)父子の子孫と伝えられる一族。ただしそれを証明する一次史料は残っておらず、出自には諸説がある。確かなのは、この一族が公家の血筋を名乗り、朝廷から高い官位を受けていたことで、当主は「浪岡御所」と呼ばれた。最盛期とされる具永(ともなが)の代には、従四位下左中将(じゅしいのげさちゅうじょう)にまで昇っている。 転機は永禄5年(1562)の川原御所の乱(かわらごしょのらん)だった。一族内部で起きたこの争いをきっかけに、浪岡北畠氏の力は目に見えて衰えていく。そして天正6年(1578)、9代・北畠顕村(あきむら)の代に、西から勢力を伸ばした大浦為信(おおうらためのぶ。のちの津軽為信)に攻められて落城。城は廃され、浪岡北畠氏は滅びた。一族は四散し、安東氏・南部氏・津軽氏などに仕えていった。 この城の姿が具体的にわかってきたのは、昭和52年(1977)度から続く発掘調査による。食器や調理器具、武器、農具、日用品、宗教用具など5万点を超える遺物が出土し、ここが軍事拠点であると同時に、日々の暮らしが営まれた居館だったことが明らかになった。調査が済んでいるのは全体の約3割で、浪岡城はまだ半分以上が土の下に眠っている。

見どころ・特徴

【扇形に広がる8つの館】新館・東館・猿楽館・北館・内館・西館・検校館と、南側の郭。これらが幅20m・深さ5mほどの二重堀で区切られ、扇を開いたように並ぶ。堀と土塁の形が地表にそのまま残っているので、歩きながら郭の境目をたどれる。 【内館】城主の居館があったとされる中心の郭。発掘調査で建物跡や井戸跡が見つかっている。 【青森市中世の館】出土した5万点以上の遺物のうち、選りすぐりを展示する施設。第1展示室「よみがえる浪岡城」では15〜16世紀の浪岡城の発掘品を、第2展示室「縄文から現代」では縄文時代から平安時代を中心とした周辺の遺物や絵図を見ることができる。続日本100名城のスタンプと御城印もここで扱っている。 【浪岡城跡案内所】城跡の入口にある案内施設。城の成り立ちや郭の配置を頭に入れてから歩き出せる。 【訪ねかた】東西940mと広いので、順に見て回るなら1時間ほどみておきたい。先に中世の館で出土品を見てから城跡を歩くと、草の下に何が埋まっているのかが想像しやすくなる。
年中行事・お祭り
【浪岡北畠秋の火おこしまつり】例年9月上旬。浪岡城跡を会場に、やぐらを組んで東西に分かれてロープを引き合い、摩擦で火をおこすセレモニーが行われる。北畠三代のねぶた展示やステージ発表もある。 【浪岡北畠夏まつり】例年8月中旬。浪岡地区で開かれ、渓流魚の手づかみ大会や浪岡八幡宮の宵宮がある。 開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。

※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。

学び・特徴
社格
国史跡(昭和15年〈1940〉2月10日指定。青森県で最初の国史跡)/続日本100名城 103番(平成29年〈2017〉選定)
創建
15世紀中頃。応仁年間(1467〜1469)とする説が有力
基本情報
住所
青森県青森市浪岡大字浪岡字五所14-1
見学時間
城跡の見学は自由、入場無料、通年。ただし冬季は積雪のため一部エリアのみの見学となる。 浪岡城跡案内所は9時から16時まで。12月1日から3月31日は閉館。 青森市中世の館は9時から17時まで。休館日は毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、毎月第3日曜日、12月28日から1月4日まで。観覧料は一般・大学生210円、高校生110円、中学生以下は無料。団体は一般110円、高校生60円。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
JR奥羽本線「浪岡」駅から徒歩約20〜30分、車で約5分。東北自動車道「浪岡インターチェンジ」から約15分。駐車場は浪岡城跡案内所に24台(大型3台)、青森市中世の館に84台(大型3台)。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

見学記録

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