この城について
別名「亀岡城」。元禄17年(1704)、松浦棟(まつらたかし)が築城開始、享保3年(1718)完成。平戸藩6万1千石の居城。日本最古の貿易港・平戸の歴史を背景に、ポルトガル・オランダとの交易史を体感できる海城。
歴史・由来
別名「亀岡城」「日之嶽城」。元禄17年(1704)、第29代松浦棟(まつらたかし)が築城開始、享保3年(1718)、約14年かけて完成。
松浦氏は、平安期から平戸を治めた古い武家。鎌倉・室町・戦国期を通じて松浦党(まつらとう)と呼ばれる水軍を率いて、東シナ海の交易と海賊行為を行った。
戦国末期、松浦氏は平戸を国際貿易港として開放。天文19年(1550)、フランシスコ・ザビエルが平戸でキリスト教の布教を開始、慶長14年(1609)、オランダ商館、元和3年(1617)、イギリス商館が開設され、平戸は日本の対外貿易の最先端拠点となった。
寛永18年(1641)、オランダ商館が長崎・出島に移転、平戸は鎖国体制の中で寂れた。
築城は鎖国後の平和な時代。徳川幕府との関係を慎重に保ちながら、藩政の本拠として平戸城を築いた。
明治の廃城令で多くを失ったが、北虎口門・狸櫓は江戸期の現存遺構として国の重要文化財。
昭和37年(1962)、模擬天守が建立された。歴史的根拠はないが、平戸のシンボルとして親しまれている。
見どころ・特徴
JR佐世保線「佐世保」駅からバスで「平戸新町」乗り換え、または車で西九州自動車道「佐々IC」から約50分。長崎県平戸市の中心、平戸島の小さな半島の上に位置する。
模擬天守は三重五階。眼下に平戸瀬戸、対岸に平戸島・生月島が広がる絶景。
「北虎口門」「狸櫓」は、江戸期の現存遺構(重要文化財)。
「松浦史料博物館」は、城跡近くの旧松浦邸を改修した博物館。松浦氏が築いた東西交流の宝物(南蛮文化・キリスト教関連史料)が、国の重要文化財として多数展示されている。
「オランダ商館」(平成23年/2011復元)は、江戸初期のオランダ商館を本格的に復元した施設。平戸の国際貿易史を立体的に学べる。
「平戸ザビエル記念教会」「松浦史料博物館」「川内峠(かわちとうげ)」などの絶景と組み合わせて、平戸の歴史と自然を堪能できる。
基本情報
住所
長崎県平戸市岩の上町1458
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
見学記録
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