この城について
「天空の城」「日本のマチュピチュ」として全国的に有名な雲海の名所。標高約353mの古城山に築かれた、総石垣の山城。秋から冬の早朝に雲海が城下を覆い、城だけが浮かぶ絶景。
歴史・由来
「天空の城」「日本のマチュピチュ」として全国的に有名な、近世山城の傑作。
築城は嘉吉年間(1441-44)頃、但馬守護・山名宗全が、有力家臣・太田垣光景に命じて築かせたとされる。山名氏の出石( 既存、但馬国一の宮)防衛の支城として機能した。
天正5年(1577)、織田信長の中国攻めで、羽柴秀吉軍の弟・羽柴秀長らが攻略。以後、太田垣氏は滅亡し、城は秀長配下の城代が管理した。
天正13年(1585)、赤松広秀(あかまつひろひで)が城主となり、現存する総石垣の城に大改修。「穴太衆(あのうしゅう)」と呼ばれる近江の石工集団が積んだ高石垣は、近世山城の最高峰の一つ。
慶長5年(1600)、関ヶ原の戦いで赤松広秀は西軍につき、戦後切腹。竹田城は廃城となった。
明治以降、山中に埋もれていたが、近年「天空の城」として再発見され、雲海撮影の聖地として全国的なブームを呼んだ。平成24年(2012)以降、観光客が殺到し、近年は石垣保護のため入場制限が設けられている。
見どころ・特徴
JR播但線「竹田」駅から徒歩約40分、またはタクシーで山中腹まで。または、対岸の「立雲峡」展望台から雲海越しの竹田城を眺める。
最大の見どころは、秋から冬の早朝(特に9月〜2月)の「雲海」。気象条件が揃った日、城下が雲海に覆われ、竹田城だけが浮かび上がる「天空の城」の絶景は、日本の絶景写真の代表。
本丸・天守台・南二の丸・北千畳・南千畳など、山頂全体に総石垣の遺構が良好に残る。
「穴太積み(あのうづみ)」と呼ばれる石垣の積み方は、近江の石工技術の最高峰。安土城・姫路城・金沢城の石垣にも用いられた、日本城郭石垣の標準技法。
近隣の「立雲峡」「藤和峠」は、雲海越しの竹田城を眺める展望台。撮影スポットとして全国の写真愛好家が集う。
近隣には但馬の名湯・湯村温泉、城崎温泉などがあり、組み合わせて訪れたい。
「雲海の絶景」は気象条件次第なので、訪問前には天気予報・雲海予報を要確認。
基本情報
住所
兵庫県朝来市和田山町竹田字古城山169
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
見学記録
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