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城 近江八幡市

観音寺城

かんのんじじょう

この城について
近江源氏・佐々木六角氏の本拠。標高約432mの繖山(きぬがさやま)に築かれた、戦国期最大級の山城の一つ。山全域に石垣を巡らせた極めて稀有な「総石垣の山城」で、安土城築城に影響を与えたとされる。

歴史・由来

近江源氏・佐々木六角氏(ろっかくし)の本拠。標高約432mの繖山(きぬがさやま)に築かれた、戦国期最大級の山城の一つ。 六角氏は、宇多源氏の流れを汲む近江の名門。鎌倉期から続く守護家で、室町・戦国期を通じて南近江を支配した。 築城の起源は南北朝期と伝わるが、本格的な整備は16世紀の佐々木義賢(よしかた、承禎)の時代。山全域に石垣を巡らせた極めて稀有な「総石垣の山城」で、後の安土城築城に影響を与えたとされる。 永禄11年(1568)、織田信長が足利義昭を奉じて上洛する際、観音寺城を攻撃。義賢は戦わずして城を放棄し、甲賀の山中に逃走。「観音寺崩れ」と呼ばれる、戦国史上屈指の不戦敗劇となった。 以後、観音寺城は廃城となった。だが信長は、観音寺城の総石垣構造に強い印象を受け、後の安土城築城に大きな影響を受けたとされる。安土城は観音寺城のすぐ隣に築かれたのは、決して偶然ではない。 近代以降、史跡として整備。広大な城域に石垣・郭跡が良好に残り、戦国山城の見学コースとして城マニアの聖地。

見どころ・特徴

JR琵琶湖線「安土」駅から徒歩・タクシー、または車で名神高速「八日市IC」から約20分。 本丸まで徒歩約40分の登山。途中、平井丸・池田丸・伝二の丸など、多数の郭跡が連なる広大な城域を体感できる。 「観音正寺(かんのんしょうじ)」は、繖山中腹の天台宗の古刹。聖徳太子開基と伝わる古寺で、観音寺城の鎮守として機能した。 総石垣の遺構は、安土城に先立つ戦国期の最高水準の石積み技術の証として、極めて貴重。 近隣の安土城(徒歩約30分)、安土城考古博物館と組み合わせて、戦国近江の歴史を一日で堪能できる。 「観音正寺と観音寺城の組み合わせ」は、神社仏閣と城郭マニアの双方を満足させる稀有な聖地。
基本情報
住所
滋賀県近江八幡市安土町石寺
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

見学記録

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