この城について
歴史・由来
別名「霧ヶ城」。標高約717m、日本三大山城の一つ(大和の高取城、備中松山城と並ぶ)。日本100名城の中で最も標高が高い山城。
築城は鎌倉初期、源頼朝の重臣・加藤景廉(かとうかげかど)の子・遠山景朝(とおやまかげとも)による。以後、遠山氏が約350年間、岩村を支配した。
戦国末期、遠山氏当主が死去すると、その妻・おつや(織田信長の叔母)が城主代理を務めた。「女城主」が城を治めた稀有な事例。
天正2年(1574)、武田勝頼の重臣・秋山虎繁(あきやまとらしげ、信友)が岩村城を攻略。おつやは降伏の条件として虎繁との婚姻を受諾し、虎繁が城主となった。
しかし天正3年(1575)、織田信長が長篠の戦いの勝利後に岩村城を奪還。虎繁・おつや夫妻を捕らえ、岐阜城下で逆さ磔(はりつけ)にして処刑した。これは信長の「叔母」を殺した稀有な事件として、戦国史上にも残る悲話。
その後、岩村は織田・豊臣・徳川と支配が変わり、慶長5年(1600)以降は松平・丹羽・松平と藩主が変遷。明治の廃城令で建造物は解体されたが、石垣の遺構は「日本三大山城」の名にふさわしい壮観さを今も誇る。
見どころ・特徴
明知鉄道「岩村」駅から徒歩約30分の登山。または岩村町歴史資料館から山道を約20分。
最大の見どころは「六段壁」と呼ばれる本丸下の壮大な石垣。6段に積み上げられた高石垣が山頂の本丸を支える、まさに「天空の要塞」。
標高約717mの本丸からは、恵那山・南アルプスまで一望できる絶景。
「岩村町歴史資料館」では、岩村城・遠山氏・「女城主」おつやの歴史を学べる。
岩村の城下町は、江戸期の商家・武家屋敷が良好に残り、「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されている。「日本の道100選」にも選ばれた美しい街並み。
岩村醸造の「女城主」(地酒)は、女城主おつやにちなんだ名酒。蔵元見学・試飲が楽しめる。
秋の早朝、雲海に浮かぶ「天空の城」の絶景は、近年人気のフォトスポット。
基本情報
住所
岐阜県恵那市岩村町
記念メダル
スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。
見学記録
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