TabiShiri
城 松前郡松前町

松前城

まつまえじょう

この城について
日本最北・最後の和式城郭。安政元年(1854)、北方警備強化のため築かれた。江戸幕府が新規築城を認めた最後の城。現天守は昭和36年(1961)の鉄筋コンクリート復元。

歴史・由来

日本最北・最後の和式城郭。安政元年(1854)、ペリー来航(1853年)による北方警備強化の必要から、江戸幕府が松前藩に築城を許可した、文字通り「江戸幕府が認めた最後の新規築城」。 築城は嘉永2年(1849)、松前崇広(まつまえたかひろ)が幕命を受けて開始、安政元年(1854)完成。設計は市川一学(いちかわいちがく)で、海岸からの艦砲射撃に備えた近世末期の城郭技術が随所に盛り込まれた。 松前氏は、戦国期から蝦夷地を治めた特殊な大名。和人地(道南)の支配権とアイヌ交易の独占権を持ち、3万石格ながら経済力では並みの大名を凌駕していた。 慶応4年(1868)の戊辰戦争・箱館戦争では、土方歳三率いる旧幕府軍に攻撃され、わずか数時間で陥落。日本最後の和式城郭が、新時代の戦闘で陥落するという、極めて象徴的な事件。 昭和24年(1949)、現存していた天守が焼失。現在の天守は昭和36年(1961)、鉄筋コンクリートで復元されたもの。

見どころ・特徴

函館駅からJR江差線・松前線「木古内」駅経由、または車で約2時間。北海道道南、松前町の海岸近くに位置する。 復元天守は三重三階。海を見下ろす立地で、眼下に松前湾と津軽海峡が広がる絶景。 「桜の名所」として日本屈指。約250種・約1万本の桜が境内に植えられ、4月下旬から5月中旬の桜まつりは、桜前線最北端の絶景として全国から人を集める。 「松前藩屋敷」は、江戸期の松前町を再現したテーマパーク的施設。武家屋敷・商家・廻船問屋などが立ち並ぶ、北海道で唯一の「江戸町並み体験」。 近隣には「松前神社」「龍雲院」など、松前氏ゆかりの神社・寺があり、城下町散策と組み合わせて訪れたい。
基本情報
住所
北海道松前郡松前町松城144
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

見学記録

記録を確認中...