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城 松山市

鹿島城

かしまじょう

この城について
河野氏発祥の地・北条の沖合に浮かぶ鹿島全体を城郭とした、瀬戸内の海城。河野氏が伊予水軍を率いて海上を支配する拠点として機能した。現在は鹿島公園として整備され、桜と展望の名所。

歴史・由来

河野氏発祥の地・北条(ほうじょう、旧称・河野郷)の沖合に浮かぶ「鹿島」全体を城郭とした、瀬戸内の海城。河野氏が伊予水軍を率いて瀬戸内海を支配する、戦略的拠点として機能した。 「鹿島」の名は、鹿が住む島の意。古来より神聖視された島で、平安末期には既に河野氏が水軍の根城として整備していたとされる。 源平合戦で河野通信(こうのみちのぶ)は源氏方に与し、壇ノ浦の合戦に水軍を率いて参戦。鎌倉幕府成立後、河野氏は伊予水軍の総帥として、瀬戸内海の航行を掌握した。 戦国期、河野氏は能島村上家・来島村上家らの村上水軍と協力関係を結び、瀬戸内海の制海権を保ち続けた。鹿島城は、その伊予水軍の中枢拠点として機能した。 天正13年(1585)の豊臣秀吉の四国平定で河野氏が降伏すると、鹿島城も役目を終え、以後は神聖な島として地元の崇敬を集めるのみとなった。 明治以降、鹿島公園として整備され、桜の名所・展望の名所として、地元市民の憩いの場となっている。

見どころ・特徴

JR予讃線「伊予北条」駅から徒歩約10分、北条港から渡船で約3分。瀬戸内海の沖合、徒歩で島を一周できる小島。 島全体が公園として整備され、城の遺構そのものは明確ではないが、島の地形が「丸ごと城郭」だった当時の姿を留める。 島内の最高地点・展望台からは、瀬戸内海・忽那諸島・しまなみ海道方面まで一望できる絶景。 桜の名所として知られ、3月下旬から4月上旬は島全体が桜色に染まる。 毎年9月の「北条秋祭り」では、鹿島も含めた北条全体で「鹿島神社祭典」が行われ、地域の祭りとして親しまれている。 「瀬戸内の小島で過ごす一日」をテーマに、サイクリング・釣り・海水浴と組み合わせて、伊予水軍の本拠地で歴史と自然を堪能できる、知る人ぞ知る穴場。
基本情報
住所
愛媛県松山市北条辻 鹿島
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

見学記録

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