TabiShiri
城 御城印 弘前市

弘前城

ひろさきじょう

別名:高岡城(たかおかじょう)

この城について
津軽藩4万7千石の居城として、慶長16年(1611年)に2代藩主・津軽信枚(つがるのぶひら)が完成させた城です。現存12天守のうち、東北地方に残る天守はこの弘前城だけです。現在、天守は江戸時代からの石垣を修理するため本丸の中央に一時的に移動しており、2026年度中に元の場所へ戻す工事が進んでいます。

歴史・由来

この城を理解する鍵は、いま見ている天守が「二代目」であり、しかも工事のため一時的に場所を移していることです。 築城を計画したのは初代藩主・津軽為信(つがるためのぶ)でしたが、慶長12年(1607年)に完成を見ないまま亡くなりました。跡を継いだ2代・信枚(のぶひら)が慶長15年(1610年)から築城を進め、翌16年(1611年)に完成させました。当初この地は「高岡(たかおか)」と呼ばれ、城も高岡城(鷹岡城)と称しましたが、寛永5年(1628年)に地名が「弘前」へ改められたのに合わせて城名も弘前城となりました。 築城時の天守は5層でしたが、寛永4年(1627年)、落雷によって城内の火薬に引火し、大爆発とともに焼け落ちてしまいました。その後、幕府の許可が得られず、約200年にわたって天守のない城が続きます。文化7年(1810年)、9代藩主・津軽寧親(つがるやすちか)が幕府に働きかけ、辰巳櫓を解体した資材を使って「三重の櫓」として新造したのが、現在まで伝わる天守です。名目上は「櫓」でしたが、実質的に天守の役割を果たしてきました。 明治になると城は陸軍省の管理下に置かれ、旧藩主・津軽承昭(つがるつぐあきら)が土地の払い下げを願い出るなどして保存が図られました。明治28年(1895年)には弘前公園として市民に開放され、以来、桜の名所としても親しまれています。 天守は昭和12年(1937年)に旧国宝に指定され、昭和25年(1950年)の文化財保護法施行で重要文化財となりました。近年は本丸の石垣がはらみ出す不具合が見つかり、平成27年(2015年)に天守を本丸中央へ一時的に曳(ひ)き移して、その下の石垣を積み直す大工事が行われています。

見どころ・特徴

【工事中だから見られる姿】天守は石垣修理のため、令和7〜8年度(2025〜2026年度)にかけて元の位置へ「曳き戻す」工事が進められています。天守の内部見学は令和7年(2025年)11月から数年間休止していますが、外観は覆いを設けずに動かすため、工事の様子とあわせて見ることができます。展望デッキから作業を眺めるのも、この時期ならではの楽しみ方です。 【日本三大桜名所のひとつ】園内には約2,600本の桜が植えられ、天守や堀に映る花見の風景は全国的にも有名です。開花期間中は開園時間が延長されます。 【現存する櫓や門】天守のほかにも、二の丸辰巳櫓・未申櫓・丑寅櫓や複数の門が江戸時代のまま残っており、国の重要文化財に指定されています。あわせて見て回ると、城全体の広さを実感できます。
年中行事・お祭り
【弘前さくらまつり】例年4月下旬から5月上旬にかけて開催されます。祭り期間中は天守や園内がライトアップされ、夜桜も楽しめます。 開催日・開催有無・時間は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。

※ 開催日・開催有無は必ず公式サイトでご確認ください。

学び・特徴
主祭神
津軽為信(つがるためのぶ)津軽信枚(つがるのぶひら)津軽寧親(つがるやすちか)津軽承昭(つがるつぐあきら)
社格
日本100名城の4番に選ばれています(平成18年/2006年4月6日選定)。天守をはじめとする8棟の建造物は昭和12年(1937年)に旧国宝に指定され、昭和25年(1950年)の文化財保護法施行にともない重要文化財となりました。城跡は昭和27年(1952年)に国の史跡に指定されています。
創建
慶長16年(1611年)、2代藩主・津軽信枚(つがるのぶひら)が完成させました。現在残る天守は、寛永4年(1627年)の落雷で焼失した初代天守に代わり、文化7年(1810年)に9代藩主・津軽寧親(つがるやすちか)が「三重の櫓」として新造したものです。
テーマ
現存12天守日本100名城桜の名所
この場所を巡る軸
基本情報
住所
青森県弘前市下白銀町1
見学時間
【開園期間・時間】本丸・北の郭の有料区域は4月1日から11月23日まで開いており、時間は9時から17時までです(弘前さくらまつり期間は延長)。11月24日から3月31日までは無料開放されます。 【料金】有料区域は大人320円、子供100円。団体割引や年間パスもあります。 【天守内部】石垣修理工事のため、令和7年(2025年)11月24日から数年間、天守内部の見学を休止しています。外観は見学できます。 時間・料金・工事の状況は変更される場合があります。お出かけ前に必ず公式サイトでご確認ください。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
【電車】JR弘前駅から徒歩約25分です。 【バス】弘前駅から100円循環バスに乗り、「市役所前」で降りて徒歩約10分です。 【車】東北自動車道弘前インターチェンジから市街地方面へ向かいます。周辺には有料駐車場があります。桜まつり期間は交通規制がかかることがあるので、公共交通機関の利用がおすすめです。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

見学記録

記録を確認中...