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寺 御朱印真言宗御室派、四国八十八ヶ所第55番札所 今治市

南光坊

なんこうぼう

この寺について
愛媛県今治市にある真言宗御室派の寺院で、山号は別宮山です。四国八十八ヶ所の第55番札所で、本尊は大通智勝如来です。もとは別宮大山祇神社の別当寺(神社を管理した寺)で、明治の神仏分離のあと、札所と本尊を受け継いで独立しました。四国霊場で寺号に「坊」がつく寺は、ここだけです。

歴史・由来

南光坊を理解する鍵は、「大山祇神社の信仰と結びついた寺が、神仏分離のあとに独立した」という点です。 伝えによると、大宝3年(703年)に、大三島の大山祇神社に24の坊が建てられ、南光坊はそのひとつでした。鎌倉時代の正治年間(1199〜1201年)に、そのうちの8坊が今治の別宮に移され、別宮大山祇神社の別当寺(神社を守り、仏事を行った寺)の塔頭になったとされます。移転の時期や経緯は、資料によって書き方が異なります。 戦国時代の天正年間に、長宗我部元親の軍勢によって8坊はすべて焼き払われました。慶長5年(1600年)、藤堂高虎が今治藩主になると、南光坊だけが再興され、藩の祈祷所になりました。 明治の初めの神仏分離で、別宮にまつられていた本地仏(神の本来の姿とされる仏)の大通智勝如来が、南光坊の薬師堂に移されました。こうして南光坊は、札所を受け継いで独立した寺になりました。 昭和20年(1945年)の今治空襲で、金毘羅堂と大師堂を除く堂が焼けました。本堂は昭和56年(1981年)、薬師堂は平成3年(1991年)、山門は平成10年(1998年)に再建されています。

見どころ・特徴

【本尊の大通智勝如来】 本尊は、大山祇明神の本地仏とされる大通智勝如来です。脇には観音菩薩と弥勒菩薩の像があり、いずれも秘仏と紹介されています。 【四天王を置く山門】 山門には、仁王像ではなく四天王が置かれています。この形は四国霊場では唯一とされます。平成10年(1998年)の再建です。 【空襲を免れた大師堂】 大師堂は大正5年(1916年)に建てられ、今治空襲でも焼け残りました。 【遍路で使われた菅笠】 書家の川村驥山が遍路で使った菅笠が、保存されています。 【隣の別宮大山祇神社】 道を挟んで隣には、かつて南光坊が別当寺を務めた別宮大山祇神社があります。
学び・特徴
本尊
大通智勝如来
宗派・寺格
真言宗御室派、四国八十八ヶ所第55番札所
創建
大宝3年(703年)に大三島で建てられた24坊のひとつと伝わる(和銅5年〔712年〕とする資料もある)
ご利益
厄除け開運招福
テーマ
四国遍路
この場所を巡る軸
基本情報
住所
愛媛県今治市別宮町3-1
参拝時間
納経所の受付は、四国霊場の基本である7時から17時とされています。時間は変わることがあるため、お出かけ前に寺院へご確認ください。

⚠️ 情報が古い場合があります。最新の受付時間は公式サイト等でご確認ください。

アクセス
JR予讃線の今治駅から、徒歩10分ほどです。バスの場合は、せとうちバスの「今治市役所前」で降りて、徒歩5分ほどです。車の場合は、西瀬戸自動車道の今治ICから約3キロです。無料の駐車場があります。
記念メダル

スポットの近く(200m 以内)で位置情報を有効にしてチェックインすると獲得できます。

参拝記録

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